天童市の歯医者 さいとう歯科医院です。当院では、「HClO水(高濃度次亜塩素酸水)」により、歯周病菌を直接除菌する歯周病治療を行っております。

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HClO殺菌治療

HClO(次亜塩素酸)の殺菌力で歯周病を改善

歯周病は進行すると、様々な症状が現れます。
歯磨きの際に出血する、歯茎がブヨブヨしている、歯がグラグラと動く、口臭が気になってきた、など・・・

これらの症状が思い当たる方は、既に重い歯周病になっている可能性が高いでしょう。この状態を放置してしまっては、歯周病の進行と共に歯肉が痩せていき、最終的には大切な歯を失うことになってしまいます。

歯周病を進行させる原因は「歯周病菌」ですから、その原因菌さえ除去できれば、歯周病を改善させていくことが可能です。
当歯科医院では、「HClO水(高濃度次亜塩素酸水)」により、歯周病菌を直接除菌する歯周病治療を行っております。

HClO(次亜塩素酸)の様々な効果

HClO(次亜塩素酸)とは?

活性化HClOの濃度比率とpH

歯周病の治療ではpH5.5~pH7.0の範囲にある最も殺菌効果の高い状態にある状態で使用します。歯周ポケット内の洗浄と除菌が同時に行え、歯周病菌の除去、口臭の予防が期待できます。

HClOの有効な殺菌力は、インフルエンザ・ノロウィルス対策、プールの消毒液、食品の保存料・防腐剤などにも利用されています。
また、活性化HCLOは血液中に含まれており、白血球が体外から進入してくる病原体を駆除する免疫反応として機能している成分と同じです。

以下のようなお口の方にお勧めします。

活性化HClOの濃度比率とpH
  • お口の中がネバネバするなどの不快感がある。
  • 口臭が気になる。
  • ヘビースモーカーの方。
  • 歯茎が腫れる・出血するなどの症状がある。
  • 虫歯予防にも効果的。

電解機能水「ドクタープラス」

当歯科医院では、電解機能水「ドクタープラス」を使用した、歯周病治療を行っております。
HClO(次亜塩素酸)と次亜塩素イオンにより、虫歯菌や歯周病菌を殺菌するだけでなく、身体の免疫機能にも作用し自然治癒力を高める働きを持ちます。

電解機能水「ドクタープラス」

電解機能水「ドクタープラス」

純度99%の「食塩」と不純物を限界まで取り除いた「超純水」を電気分解して精製した「身体に安全な電解機能水」ですから、ご家庭での洗口剤として、歯周病・虫歯・口臭予防に高い効果が期待できます。

市販の洗口剤とは違い、通常のホームケアでは除去できないバイオフィルムのバリアを分解・破壊することができます。また、保存料、着色料、アルコールなどを使用していない天然の洗口剤ですから、副作用もなく安心してお使いいただける洗口剤です。

バイオフィルムの除去

次亜塩素酸イオンが虫歯菌と歯周病菌の温床であるバイオフィルムを破壊し、殺菌・消炎効果を高めます。

殺菌効果

歯周病菌の細胞を構成するタンパク質を分解して、歯周病菌を根本から破壊します。

消炎効果

免疫機能(活性化マクロファージ)は時として炎症を引き起こすため、その破壊行為を抑止する効果があります。

当院で行う“歯周病1Dayトリートメント”

歯周病1Dayトリートメントは、1日(または短期間)で終わらせる歯周病治療です。
活性化HClOにより歯周組織(とくに歯周ポケットの中)を強力に殺菌して一時的に無菌状態にし、歯周病の原因菌を一掃します。
2ヶ月~3ヶ月かけて行われてきた従来の歯周病治療とは、全く異なるアプローチと言えるでしょう。

歯周病1Dayトリートメントで症状を軽減します!

歯周病1Dayトリートメントでは、バイオフィルム(歯垢・歯石)を機械的に除去する治療と歯周病菌を殺菌・破壊する治療を同時に進めます。

従来では、歯科医院でバイオフィルムをできるかぎり除去し、次の来院までの期間、衛生的な口腔環境を継続させるためには、患者様のご家庭での努力に頼るところが大きく、確実に改善させるためのシステムとはとても言えませんでした。

しかし、歯周病1Dayトリートメントで同時に治療を進められることで、患者様の負担が大幅に軽減されます。もちろん、ご家庭でのお口のケアは大切ですから、何もしなければ歯周病は再発してしまいます。歯周病が感染症であることを忘れていけません。

歯周病1Dayトリートメントは、さいとう歯科医院が自信を持ってお勧めいたします。

歯周病1Dayトリートメントの流れ

歯周病1Dayトリートメントは、歯周病の状態により1回、1時間ほどの治療で改善が十分に見込める、負担の軽い歯周病治療です。スッキリ爽快な感覚もお楽しみいただけます。

また、当歯科医院では、歯周病治療を通じて、治療前・治療後を含め、お口の中の状態を位相差顕微鏡で見ていただいております。細菌が減少する様子を実際に見ていただくことで、治療の効果を実感していただきます。これは、ご家庭でのケアを怠らないためのモチベーションアップのために、とても大切なことと考えております。

1.問診

問診

ご家庭での歯磨き方法や回数、フロスを使用しているかなど、日頃の口腔ケアについてお聞きします。
また、歯周病は生活習慣病でもあるため、ケア方法以外にも、飲酒を含めた食生活、喫煙状況、睡眠時間、ストレスの感覚などについてお聞きします。

2.歯周検査

歯周検査

歯肉の状態や歯周ポケットの深さなどを、専用器具を用いて検査します。位相差顕微鏡による歯周病菌検査では、採取した唾液を観察し、現在のお口の状況をモニターでご覧いただきます。

3.レントゲン検査

レントゲン検査

歯周病は進行するにつれて、歯を支える歯槽骨を吸収し、歯周組織の炎症を起こしますから、レントゲン撮影を行い、歯周病の進行具合を把握します。また、歯周病は進行すると口腔全体に及ぶため、パノラマレントゲンを用います。
当歯科医院ではX線照射量が少なく、身体に優しいデジタルレントゲンを使用しています。

4.検査結果と治療に関する説明

検査結果と治療に関する説明

検査結果より歯周病の進行具合を詳しくご説明します。
この時点で、思った以上に歯周病が進行してしまっている場合には、数回の通院が必要になる場合もあります。通院や外科的処置がどうしても必要な場合には、今後の治療計画を詳しく説明し、患者様の同意を得た上で治療を進めていきます。

治療と共に、日頃の生活の中で心がけるべきことや、ご家庭での適切な歯磨き方法などについても、丁寧にご説明します。

5.歯周病1Dayトリートメント

歯周病1Dayトリートメント

超音波スケーラーにより、バイオフィルムを確実に除去していきます。
同時にドクタープラスを注水し、歯周病菌を直接殺菌します。

6.歯周病治療 ※重度の歯周病

歯周病治療

重度の歯周病にまで進行してしまっている場合には、歯槽骨の吸収を抑えるための外科的治療や、グラグラと揺れる歯を固定(暫間固定:ざんかんこてい)し、歯槽骨の負担を軽減する治療が必要になることがあります。

この時点で、残すことが難しい歯がある場合には、残念ではありますが、周囲の歯への影響を考え抜歯しなければならないこともあります。

7.治療後の検査

治療後の検査

位相差顕微鏡で治療後の口腔内の状態を確認します。
治療前の状態と見比べていただくことで、この治療法の効果を実感していただけるはずです。

最後に、歯周病1Dayトリートメントによる定期メインテナンスのご説明を行い治療終了です。

歯周病予防・ケア用品の大切さ

何度もお伝えしておりますが、歯周病が改善されたからといって、日頃のケアを怠ってしまっては、歯科医院での除菌治療が無意味になってしまいます。また、さらに歯周病が進行して症状が重くなってしまったり、外科手術が必要になってしまえば、患者様の負担が増えるどころか、歯を失う可能性を増加させてしまうことになりかねません。

当歯科医院では、虫歯・歯周病に効果のある、厳選された予防ケアグッズを多数取り扱っておりますので、ご興味のある方は、ぜひお気軽にご相談ください。
ご希望の方には、ご家庭用に、電解機能水「ドクタープラス」もご購入いただけます。

※ドクタープラス ご家庭での使用方法。

通常通りの歯磨きの後、電解機能水「ドクタープラス」で30秒ほどお口をゆすいでください。これだけで、歯周病菌のほとんどを除菌することができます。
できれば、就寝前や朝起きた直後などに使用されると、より効果を実感していただけます。

また、お部屋、キッチン、バスルームなどへ散布することで、除菌・消臭の効果もあります。